12年目のトヨロック開催決定!
SAVEトヨロック支援詳細報告
昨年の、2日目開催中止による負債で存続を危ぶまれたトヨタロックフェスティバルですが、「SAVEトヨロック
アクション」によるクラウドファンディングやチャリティーLIVE、仲間たちの支援活動、直接の寄付などにより、合計金額11,228,467円のご支援をいただき、この度開催発表に漕ぎつけることができました。
ホントの意味でのフリーフェスティバル目指して、皆様と一緒にトヨロックを創っていけたら幸いです。
トヨタロックフェスティバル2018、今年もどうぞ宜しくお願いします!
TOYOTA ROCK FESTIVAL
関係者一同
支援金額詳細
項目 | 金額 |
---|---|
CAMPFIRE
クラウドファンディング |
7,868,525
円
総支援額 9,044,281円-手数料13% |
SAVEトヨロックGIG |
1,035,113
円
チケット収入・イベント当日の投げ銭、物販収入 |
直接寄付(WEB受付) |
417,981
円
WEBからの直接寄付受付 |
個別の支援活動 |
1,324,956
円
現金直接寄付・投げ銭・バッヂ売上 等 |
8.27追加
頂-ITADAKI- FRIENDS SAVE FRIENDS |
384,757
円
Tシャツ売上 等 |
10.3追加
SAVEトヨロック募金設置店など |
197,132
円
GOGO STREET/コヤツクリ ゆらり 橋の下舎 ハラプロジェクト 岡崎 EARTH FOOD CAFE 岡崎 ANALOG 四日市 ADVANTAGE |
総支援額
11,228,467 円
(約2,500,000円はクラウドファンディングリターン等の経費となります。)
SAVEトヨロックの経緯SAVEトヨロック CAMPFIREクラウドファンディング終了いたしました!
残り1週間をきってからの追い込みがものすごく、総勢 823人、総額 9,044,282円のご支援をいただくことができました。目標金額の1,000万円には届きませんでしたが、これだけ多くの方に応援いただき、トヨロック関係者一同、心より感謝申し上げます。
また、応援メッセージいただいた皆さま、クラウドファンディング以外にも様々なアクションにご協力いただいている皆さま、本当にありがとうございました!
皆さまの応援が12年目の開催に向けて大きな弾みとなり、トヨロッククルー一同、新たな気持ちで今年の開催に向けて突き進んでいきたいと思います。
また改めてこれまでのSAVEトヨロックアクションのご報告させていただきます。
そして、なるべく早く皆さまに開催発表が伝えられるよう動いていきたいと思います。
12年目のトヨロックに向けて、引き続き応援どうぞ宜しくお願いいたします。
TOYOTA ROCK FESTIVAL 関係者一同
SAVEトヨロックGIG!!!
トヨロックを一緒に創ってきてくれたTURTLE
ISLAND、microActionと共に、「SAVE トヨロック
GIG」と銘打って、12年目開催に向けてチャリティライブを開催します。
トヨロックに縁のある素晴らしいアーティストの皆さんが出演を快諾してくれました。会場となるのは、豊田武道館(旧豊田東高校武道場)。とよた市民アートプロジェクト推進協議会や関係者の皆さまのご協力により、古くて新しいこの会場で開催出来ることに感謝いたします。
日時 |
2018年3月17日(土)
10:00-18:00(開場 10:00 / 開演 11:00) |
---|---|
会場 |
豊田武道館(旧豊田東高校武道場)
〒471-0034 愛知県豊田市小坂本町5-80 |
入場 |
前売り 3,000円/当日 3,500円
高校生以下は入場無料 |
出演 |
タートルアイランド / かむあそうトライブス / T字路s /
ヤスオイル ザ ウェルカーズ / GIANT STEPS &
イーリャムーリャ / 刃頭 / キムモリソン / nutsman
MCウクレレ未知 / 宴師大地 |
MESSAGE
たくさんの応援メッセージをいただきました!
その他にもたくさんの方々に応援メッセージをいただいてます。
#SAVEトヨロック
応援よろしくお願いします!
THANKS!
トヨロックを応援してくれる
仲間たちに感謝!
THANKS!
TURTLE ISLAND
1回目から10年間トヨロックに出演。11回目の昨年は2日目中止に伴い、出演ならず。
今回の3/17のSAVEトヨロックGIGを共同主催、出演してくれます。
THANKS!
microAction
トヨロックメインステージを1回目からブッキング統括でトヨロックを支え続けてくれたmiacroAction。
TURTLE
ISLANDと共にSAVEトヨロックGIGを共同主催してくれます。
THANKS!
頂 -ITADAKI-
トヨロックを毎年サポートしてくれる静岡のフェス頂-ITADAKI-チームがトヨロック応援企画FRIENDS SAVE FRIENDSを立ち上げてくれました!感謝!
THANKS!
WASHIO TOMOYUKI
SAVEトヨロックのアイコンロゴやイラストを提供してくれました。
ありがとう!ワッシー!
THANKS!
スドウPユウジ
SAVEトヨロックGIGのフライヤーで使われているイラストを提供してくれました。
ありがとう!Pちゃん!
THANKS!
とよた市民アートプロジェクト推進協議会
3/17開催のSAVEトヨロックGIGの共催として豊田武道館の利用でご協力いただきました。
3/4にイベントも開催します。詳しくは、WEBをチェック!
THANKS!
DEAL(ディール)
フリーペーパー「 DEAL(ディール)」にトヨロックのインタビュー記事を掲載いただきました。
THANKS!
FUJIROCKERS.ORG
FUJIROCKERS.ORGにトヨロックのインタビュー記事を掲載いただきました。
その他にもたくさんの方々にサポート、応援いただいてます。
トヨロックHISTORY
2007〜2017年
豊田市には橋の下世界音楽祭ともう一つ、毎年10月に豊田スタジアムで開催される「TOYOTA ROCK FESTIVAL」通称「トヨロック」の二大音楽祭が存在する。
各個性や持ち味はあるが、この全国的にも注目される2つの音楽祭の共通点でもあり最大の特徴は両音楽祭共に「入場無料」であると言う所。
普通ロックフェスと言えば大抵高額の入場料を徴収するか、無料だとしても大手企業などのスポンサーか、行政などからの高額の助成金、補助金を取り開催されるものがほとんどであるがそれらとは少し異なる。
後に説明するがトヨロックに関しては主催事務局が豊田まちづくりであるという兼ね合いもあり多少は市から補助が出ているようだが毎年減額で微々たるもののようだ。
もちろんそれが一概にいけないと言う事が言いたいわけでは無いのはご理解を。
では、そもそも何故入場無料なのか? これも長く続くと皆当たり前のようになるが、これは厳密に言うと「タダ」とは違う。「タダ」で皆に音楽を聴かせたいから、サービスしたいからなわけではないのだ。”タダ”なんてホント言えばこの世に存在しないのだ。全てにおいて何かしらの労力や対価はかかる。
そして、当たり前だが、入場料を取るロックフェスなどには音楽好きやフェス好きだけが集まる。それはそれで良い。けれど、フリーフェスは入場無料にする事により間口が広がり近隣や街の人々、学生、通りがかりの散歩の方までが自由に参加できる事で、子供からお年寄りまで、多様な人々が音楽や様々な現代のカルチャーに生で触れる事ができる。
ここなのです。
実際橋の下音楽祭では、6年間の間でこういった感じで音楽や人と出会い人生が見違えたなどと言う嬉しいお便りもかなり多数頂いていたりもする。こういった可能性に賭け敷居を外した入場無料と言う大博打に挑んでいる真意があるのです。
橋の下世界音楽祭の場合は出店料やキャンプ、駐車場、ビール売上、地元や全国の賛同者の協賛、この他に「投げ銭」と言うシステムでなんとか奇跡的に運営費を賄っているが、それでもとんとんいけば良いとこだ。
そのくらいお金はかかるのは事実。自分で言うのも野暮だがこの際はっきり言ってぶっちゃけ助成金も入場料もなくこの規模運営しようなんてはっきり言って狂っている。
イベントを主催した事が無いと中々想像つかないだろうけどが、他フェスの主催者などから見たらはっきり言ってどう運営しているのか魔法にしか見えないと言われたりもしますが、あながち間違いでは無い。
何故なら関係者、地元含め全国の賛同者、ボランティア、仲間達の心意気で成り立つのがフリーイベントなのです。
話を戻しますが、「トヨロック」の主催は「豊田まちづくり」が事務局を務める団体「ジョイカルウェイブ」となっているが、実状はまちづくりに所属している矢澤英介と言う僕と同い年の男を中心に地元の仲間達で企画、制作、運営をする音楽フェスである。
自分のバンド、タートルアイランドもトヨロックの前身イベント時代の全然集客も無かった頃からずっと出演させてもらっていて、スタッフも橋の下とも被っていたり共にお互い知恵や情報を分かち合い、切磋琢磨する良い関係で両音楽祭は成り立つ。
ただ、トヨロックは主催名義が個人ではないと言う事で、市や企業から莫大な資金が出ていると誤解されがちであるが、先にも話したがこの規模にしたら微々たるもので、実際、橋の下しかり地元の有志達が試行錯誤しながら心意気で11年間続けてこれたのは紛れも無い事実なんです。
そのトヨロックが昨年11回目にして台風の為苦渋の決断の末2日目がやむなく中止になり、その結果1000万近くの負債を抱えた。そこで、トヨロックを愛する音楽家達や、近隣の関係持つ音楽フェスなどがこぞってトヨロックのサポートに趣向を凝らし様々なチャリティー活動が始まっている。
トヨロックも今年の開催に向けた資金調達の為のクラウドファウンディングも始まる。
自分らの橋の下のこれからも含め今回僕が感じたのはこの3つを参加者に周知してもらう事だと思った。
①何故入場無料にしているのか?これは、音楽好きだけでなく多くの市民、多様な人々に音楽の素晴らしさに気軽に触れてもらえるように間口を広げる為であり、コマーシャルや商業の手法としての姑息な客寄せの為では無いと言う事。
②入場無料とは言え制作費は莫大にかかっていると言う事。どう言う風に運営しているのか。
③フリー=参加者全員で創り上げているのだと言う意識。
こう言った事をいかに来場者に周知してもらい一緒に創っているのだと言う意識共有が必要なのだと思った。そうでなくては主催側や関係者がいくら考え、頑張っても意味も未来も無いが、こう言った問題を来場者に周知してもらう為の良い機会になったとも僕は考えます。まさしくピンチはチャンス。
トヨロックを楽しみにしている皆でこのピンチを乗り切れればトヨロックと言う音楽祭が、真の「フェスティバル=祭り」になり、名実共に真の「フリーフェスティバル」となり、よりこの街、いや、トヨロックを支持する参加者皆の誇らしいものに成っていくのだと僕は思います。ここが「商業的イベント」と「祭り」の、大きな違いであります。
フリーフェスの”フリー”は”タダ”のフリーではないのです。
”自由”が、ただ好き勝手にやると言う事では無いと同じように。
それで、どうしたらいいのか?簡単だと思う。トヨロックを今まで楽しんできた沢山の人々と、来年も参加したい人々が皆で少しずつカンパすればいい。ただそれだけ。
毎年2万人は来場者があるそうだ。少なく見積もり一万人で計算しても1人千円払えば1千万。そう簡単に計算はいくものでは無いが、ひとり500円でも千円でも、余裕ある人は一万でも二万でも志ある方だけでもできる分でカンパしたらこのくらいすぐに集まるはずだ。橋の下の投げ銭しかり、もちろん誰に強制されるでもなく、シンプルに払いたい人が払える分で払う。沢山払うのが偉い訳でもなし。身の丈、思いの丈。
それぞれできるだけ。それが”フリー”と言う事なのだと思います。それだけでも、充分これくらいすぐ集まると余裕で信じている。
11年間入場無料で楽しんだと思えば、また、来年からも開催できると思えば安いもんだと思うが皆はどう思うでしょうか??
11年目の天災。
こんなくらいのピンチに、これっぽっちのお金が集まらないくらいなら僕はトヨロックも橋の下もヤメた方が良いと思う。
さぁどうなる豊田。